『システム英単語〈5訂版〉』

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『システム英単語〈5訂版〉』

霜 康司、刀祢 雅彦 著
駿台文庫
2019年11月10日発売
B6判

有料音声CD/DL・無料音声DL
(※有料版音声はミニマルフレーズを3回読みあげ。無料版音声は単語音声のみ)

レベル:受験生必須単語~最難関大レベル
※駿台文庫公式のレベル表示による

【特長】

通称「シス単」。

「例文で覚える」タイプでも「英単語単独で覚える」タイプでもなく、「ミニマルフレーズ」という単語の組み合わせで覚える方式。

フレーズで覚えることにより、長い例文で覚える労力を減らしたのが特長となっています。

「5訂版」では単語データベースを大幅に更新し、大学入試問題、中学校・高等学校の教科書、各種資格試験問題などを分析して単語を選んだとのことです。

前半は必須単語、後半は大学入試問題の頻度順に単語が収録されています。

著者は駿台予備学校関西地区の講師である霜 康司(しも・やすし)、刀祢 雅彦(とね・まさひこ)。

無料ダウンロード版の音声は「単語音声を2回読みあげ」。

※有料ダウンロード版/別売CDの音声は「ミニマル・フレーズの音声を3回読みあげ(トリプル・リピート方式)」

【サンプルページ】

システム英単語(シス単) 特設サイト | 駿台文庫

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レビューの平均:  
 4 レビュー
 by サンライズ
ミニマルフレーズをなんとかして欲しい

ターゲット1900とは違い、入試によく出る単語の意味を収集した単語帳で、ターゲットと同格の位置にある単語帳だと思います。私自身もすごくお世話になった単語帳なので、やや贔屓目に見ています。
「ターゲット1900で物足りなく、鉄壁までには至らない」レベルの単語帳で、英語を武器に大学受験を戦い人向けな単語帳です。大学受験以外にも英語民間試験からのデータも入っているので、英検2級〜準1級レベル、TOEICの試験でもこの一冊でカバーできると思います。
一方で、ミニマルフレーズを使った記憶はほとんどなく、フレーズにするくらいなら例文にしてしまった方が、単語帳の勉強法も多様化すると思います。そういう意味ではLEAPの方がもっとコンパクトにまとめられているので、LEAPを持っている人はわざわざシス単を選ぶ必要はないと思います。
シス単の良さはとにかく「よく出る意味をよく出る順番にまとめられている」なので、その点においてLEAPとシス単を見比べて好みの方を選ぶ必要がある。

 by 説明おじさん
類義語のレファレンスには改善の余地あり

<全般的な評価>
学習者の認知負荷への配慮がなされ、情報が適度にまとめられている点が高評価である。その分、学習者の好奇心をくすぐる記述は少ないが、それは不用意に認知負荷を増やさない意図であると思われる。「シス単の著者は?」と問われて、私が即答できないのは、本書が抑制的に教科書的に編まれていることの一事例である。

難関大志望者には、個々人のスキーマに応じてさらなる深い単語の理解が必要であるが、それは辞書指導の仕事であり、小冊の単語帳の領分を超える。

<語彙のネットワークについて>
本書Ⅷ〜Ⅸ頁にかけて、単語をネットワーク化して暗記することの効用が述べられているが、シス単内部での類義語のレファレンスが弱いことは一種の自己矛盾であり、難点と言ってよいだろう。この点に関して、少ないながら、2つだけ例を挙げたい。

(1)follow [p.2] と subsequent [p.272]
前者の派生語 following には類義語の指摘はないが、subsequent の項には =following という指摘がある。これは認知負荷の軽減を意図するものかもしれない。つまり、p.2 の初学の段階では、類義語という負荷情報を軽くしているとも善意解釈できるということである。

(2)improve [p.7] と enhance [p. 161]
他方で、この両語に関しては一切のレファレンスがない。無論、いずれの単語も覚えるのに苦労するということはないが、類義であることを一瞬でも意識するに越したことはない。

ネットワークということを提示するなら、大変地味な仕事ではあるが、こうした類義語のレファレンスを十全なものにしていただければと思う。

 by うんぼぼ
英作にもリスニングにも役立つ

音声を使いながらの学習限定かもしれませんが、
①同じフレーズを3回繰り返してくれるので頭に入りやすい
②手ぶら学習が可能
③リーディングの勉強だけでなく、ライティングやリスニングの下地にもなる
というのが最大の特徴であると思います。

単語単体での学習は味気なく思うときがあります。
例文や解説がたくさんあるものは、全て読んでいたら時間がかかりすぎると思うときがあります。
フレーズが一度しか読まれないものは、考え事をしている間に次のフレーズに言ってしまうときがあります。
1つの単語にあまりにたくさんのフレーズがついてる本は、結局どれが重要なのか焦点がボケることがあります。

それら全てをクリアしている、ミニマルフレーズ方式によるシステム英単語の学習。
自分には、これが合っていました。
参考になれば幸いです。

 by さっさん

ミニマルフレーズがウリではあるが、役に立つシーンがあまり想像できない。使い方を覚えたいのであれば例文の方が背景までチェックできるので、中途半端に手間を増やしてしまう印象があり、ターゲットのようなレイアウトがシンプルな単語帳に比べて、スピーディーにこなしにくい。使う最大のメリットは、高校の友達で使っている人が多い(と思われる)ので、進捗確認しやすいこと。

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