『ビジュアル英文解釈 PART I・II』
伊藤和夫 著
駿台文庫
PART I
1987年12月10日発売
A5(ハードカバー)
296ページ
PART II
1988年12月9日発売
A5(ハードカバー)
312ページ
【特長】
著者は駿台予備学校英語科主任だった伊藤和夫師。
高校初級から始めて(東大も含む)大学受験レベルまで、英語を読む力を養成することを目指す参考書です。
英文の解説は伊藤師の授業を再現しており、先生と仮想の受験生の対話によるHome Roomのコーナーが設けられているのも特徴になっています。
『I』『II』の2分冊で、『II』の巻末に索引や付録がついています。
「ビジュアル」というタイトルですがイラストや図解が多用されているわけではなく、実際の講義に近い口調の解説文で「授業が見える」、そして「英語が見える」という意味が込められているということです。
↓この参考書が良かったと思う人はいいねボタンを押してください
『ビジュアル英文解釈』のレビューをお願いします!
・どなたでもレビューの投稿ができます。「レビューを書く」のボタンを押してください。
・レビューの星の数は「参考書の内容」に対する評価をお願いします。
・辛口レビューは歓迎ですが、「参考書の内容」と直接関係ない著者個人や出版社の批判はお控えください。
・スパム対策のため、レビューは承認制となっています。投稿が反映されるまで気長にお待ちください。
投票数: 1 件
英語はすごく苦手でしたが、英文解釈入門編⇒ビジュアル1⇒英文解釈基礎編⇒ビジュアル2の順番に全訳して解説を読むことで、構文が完璧に取れるようになりました。ホームルームの文章が面白く何度も読んでいました。和田本ではビジュアル1とビジュアル2の間に難度の断絶があることが指摘されていましたが、前途の通り英文解釈基礎編を挟むことで解消できました。この順番でやると基礎編やビジュアル2の初めの方が簡単に感じられ、苦手な英語の実力が向上していることが実感できたのがよかったです。長文のレベルが少しずつ難しくなっていくスモールステップ方式や、レビューや参照矢印で前のところが何度も復習できるゲームブック方式がとられるなど工夫されています。伊藤師はゲームをするような方ではなかったと思いますが、読むための文法という武器を集めて、前のところを復習しながら読解力をレベルアップさせ、より難しい長文に挑戦していくという構成は、ゲームの面白さそのものであり、達成感を得ながら英文解釈の勉強ができ、最後までやり切ることができました。