9月のアンケート企画、「第1回英語長文参考書最強決定戦」の結果が出ました! 今回もたくさんの方に投票をしていただきました。ありがとうございます! またコメントをしてくださった方もありがとうございました!
それでは早速結果を見ていきましょう!

1位:富田一彦著『富田の英語長文解法のルール144』(大和書房)
1位になったのは富田一彦先生の『富田の英語長文問題解法のルール144(上・下)』。
英文法や英文解釈のアンケートでも人気が高かった富田先生の著書ですが、英語長文でも1位に輝きました。
ハイレベルな参考書ですが、英語長文でも一貫した富田先生の論理的な解説が人気の理由と言えるでしょう。
2位・関正生著『関正生のThe Rules 英語長文問題集 シリーズ』(旺文社)
2位は『関正生のThe Rules 英語長文問題集 シリーズ』。関正生先生の英語長文参考書・問題集は多数出ていますが、このシリーズが飛び抜けた支持を集めました。
「1入試基礎」から「4入試最難関」まで4冊が用意されていて受験生のニーズに応えているところ、問題集ながら「ルール」が提示されているところが人気なのかもしれません。
3位・太庸吉著『英文精読へのアプローチ』(研究社)
3位は太庸吉先生の『英文精読へのアプローチ』がランクイン。
太先生は予備校界で「情報構造」による英語長文の読解を行った先駆者で、本書はその集大成ともいえる一冊です。
「表現リレー」という太先生の方法論が解説されており、文法・構文と文脈という両面から英語長文を鮮やかに読み解いていく手腕はさすがです。
3位・登木健司著『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継』(語学春秋社)
4位は河合塾の人気講師による『登木健司 難関大英語長文講義の実況中継』。
実況中継シリーズなので講義調で読みやすさもあり、英文の構造や論理展開の読み解き方をていねいに解説しているところも人気なのだと思われます。
さらに現代文講師とのコラボによって英文の背景知識の解説もなされているのも特徴です。
5位・山添玉基 著『大学入試 ぐんぐん読める英語長文(赤本プラス)』(教学社)
5位は「赤本」の教学社から出ている『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』シリーズ。
タイトルの通り「ぐんぐん読める」ようになるためにさまざまな工夫がされていて、最近人気が高まっているシリーズです。
まとめ
今回、上位に入ったのはたんなる長文問題集というよりも、英語長文の読解法、解き方を解説したものが多かったようです。やはり英語長文問題を解くうえでの確固たる方法論がある参考書が求められているのかもしれません。
コメントでは英語長文にはこれといったものがないというご意見もいただきました。そんな中でレベル別に分かれた『やっておきたい英語長文』シリーズの「段階的に進められる」という利点を推す声もありました。
英語長文の参考書を選ぶ際にはぜひ今回のアンケート結果を参考にしてみてください。
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