第1回「最高の英文解釈参考書」結果発表!

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8月に実施したアンケートの結果、第1回「最高の英文解釈参考書」が決定しました!

前回を上回る投票数で、白熱した戦いになりました。みなさま、本当にありがとうございます。またコメントをしてくださった方々もありがとうございました。

それでは早速、結果発表です。

第1回 最高の英文解釈参考書選手権
第1位 英文解釈教室
第2位 基本文法から学ぶ英語リーディング教本
第3位 富田の英文読解100の原則
第4位 英文読解の透視図
第5位 ビジュアル英文解釈
第6位 ポレポレ英文読解
第7位 大学受験のための英文熟考
第7位 英文解釈Code70
第9位 英文解釈クラシック
第10位 英文解体新書

優勝 伊藤和夫『英文解釈教室』(研究社)

🏆伊藤和夫師の歴史的な名著、『英文解釈教室』が1位に輝きました。

初版は1977年に発売。伊藤師の「構文主義」はのちの参考書に大きな影響を与えています。

「まさに人生を変えてくれた本」というコメントもいただきましたが、それぐらいのインパクトがある参考書ということでしょう。

『英文解釈教室〈新装版〉』は現在の受験ではかなり難易度が高いとされる参考書ですが、もっとやさしいレベルの「基礎篇」「入門篇」というのも出ています。

特に「入門篇」は品詞の見分け方や辞書の引き方など、基礎の基礎から解説されていて、分厚い本ではありますが英語の苦手な人に向けて書かれています。

準優勝 薬袋善郎『基本文法から学ぶ英語リーディング教本』(研究社)

僅差での2位となったのは『基本文法から学ぶ英語リーディング教本』。通称「黄リー教」です。

中1で学ぶ英文法から始めて、順番に指示通り進めていけば英文の構造を正しく把握することができるようになるという計算されつくした参考書となっています。

個性が強い参考書ではありますが、熱狂的なファンが多く、前回の英文法に続いて準優勝に輝きました。

第3位 富田一彦『富田の英文読解100の原則』(大和書房)

代ゼミの富田一彦先生による英文解釈の参考書。

「学んだ文法の知識や単語を読解にどう『活用するか』に主眼を置いた本」というコメントをいただいています。

暗記主義を排し、知識の運用を重視した参考書で、その明快な解説に魅了される受験生に長年支持されています。

第4位 篠田重晃、玉置全人、中尾悟『英文読解の透視図』(研究社)

河合塾の講師陣が手掛けた本で、東大・京大など難関大志望者に長年支持されている参考書です。

難解な構文の読み方を丁寧に解説していますが、分量も多すぎず取り組みやすいところも支持されている理由かもしれません。

第5位 伊藤和夫『ビジュアル英文解釈』(駿台文庫)

伊藤和夫師の参考書がまたもランクイン。

体系性にこだわった『英文解釈教室』とは異なり、英文を読みながら自然と英文解釈の考え方を身につけるという作りになっています。

「授業が見える」「英語の構造が見える」というコンセプトで、実際の講義を再現したような文体で書かれているのが特徴です。

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