大学受験を終えたみなさま、まずはおつかれさまでした。
がんばって勉強した経験は必ず未来へつながると思います。
新生活でのより一層のご活躍をお祈りします。
それはさておき、参考書はどうする?
さて、ここからが本題なのですが……。
受験が終わると、参考書を処分してしまう方が多いと思います。
「大学に入れば参考書なんかいらない」「置く場所がない」「もう見るのも嫌」……という気持ちはわかります。
でも、参考書はできるだけ捨てないでください!
参考書は大学生や社会人でも役に立つ
参考書は大学生や社会人でも役に立つんです。
英語の勉強を続けるなら、文法書や単語集は引き続き使えます。また、英文解釈、英作文などの参考書も英検などの資格試験を受ける時に役立ってくれるでしょう。
英語以外でも、国語便覧、日本史・世界史の用語集、地図帳、地理や政経、理科の資料集などは、調べものをする時に非常に便利なアイテムです。
例えば、テレビのニュース番組を見る時に地図帳や世界史の参考書を手元に置いておけば、国際ニュースもより深く理解できます。
英文を読む時にも、例えば科学的な内容でよくわからないということがあれば、理科の参考書が理解の手助けになるということもあるでしょう。
これらは後で必要になって買い直そうとすると1冊1000円以上したりするので、できるだけ捨てずにとっておく方がお得です。
(ちなみに、古い参考書や予備校のテキストは後で価値が上がることもあります。絶版になった名著が1万円以上で売れることも……)
教える側を目指すなら参考書やノートは貴重な資料
学校の先生を目指す方や、塾で講師のアルバイトをしようと思っている方なら、受験勉強で使っていた参考書や予備校のテキスト、ノートなどはより大切です。
「英語が苦手だった頃はこういう参考書をやって、こうやって理解していたんだな」と後から振り返ることは、教える側に立つ時に非常に役立つはずです。
また、ノートもとっておくと、「このころはこんな間違いをしていたのか」とか「○○先生はこんなことを教えてくれてたんだな」と思い出すこともできます。(教え方をパクる時にも使えますw)
自分が学習した記録というのは、他にはない唯一無二の資料です。捨ててしまったら二度と取り戻すことはできないのです。
それでも捨てたい時は……
それでも、参考書を捨てなければならないこともあると思います。
本を置くスペースがない、断捨離をしたい、引っ越しで処分しなければいけない、など……。
そういう時は、ゴミとして捨てるのではなく、後輩にあげたり、メルカリなどで売ったりしてはいかがでしょうか。
そうすれば、参考書がまた誰かの役に立つことになるのです。
それも面倒だという人はブックオフに売りましょう。買い取り額は二束三文かもしれませんが、まとめて売ればジュース代ぐらいにはなります。
なお、これは東京に住んでいる方限定ですが、赤本は早稲田にある「さとし書房」という古本屋で売ることができます。書き込みがないキレイな状態の本に限りますが買い取ってくれます。
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